ページ10 三大山城-1 岩村城
戦国時代は山城がたくさん作られました。
その中から「三大山城」と呼ばれるお城を一つずつ紹介します。
今回紹介するお城は岩村城(岐阜県恵那市)です。
三大山城とは、
「岩村城」、「備中松山城」、「高取城」の三城です。
岩村城は鎌倉の終わり以降、代々遠山氏の居城でした。
戦国時代には織田と武田の境界線にある岩村城で度々合戦が行われています。
信長の叔母である「おつやの方」が夫・遠山景任に先立たれた後、
女城主として武田との攻防戦を繰り広げた城でもあります。
おつやの方はその後、武田方に降伏し秋山信友の妻となりますが、
城は再び織田軍に攻め取られ、秋山信友ともども逆さ張り付けにされてしまいます。
なお、本能寺の際の城主は森蘭丸でした。
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六段壁といわれる石垣 |
六段壁 |
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菱櫓石垣 |
本丸埋門 |
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山麓に復元された太鼓櫓 |
岩村城遠望。中央に見えるのが太鼓櫓 |
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岩村藩鉄砲鍛冶 加納家(江戸時代) |
山麓には城下町の風景が随所に残る |
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おつやの方や秋山信友が眠る大将塚。 |
乗政寺山にある岩村藩主の墓。 |